1-10.マンションは資産価値としても問題あり!

「マンションには資産価値がある」
「転売して、より良いマンションへ住替えできる」
「定年後にマンションを売却すれば老後資金にできる」

マンションに関して、こんな言葉をよく耳にします。
はたして、マンションにはどのくらいの資産価値があるのでしょうか?


マンションは利便性の高い地域に建設されることが多く、通勤・通学や子育て、
買い物などにも便利なケースが多くなっています。
しかし、一定の期間だけマンションに住み、不要になったら売却して住替え資金に
するという計画は実現可能なのかは難しい点があると言わざるを得ません。

一戸建て住宅とマンションを比較してみると、一戸建ての価格はほとんどが
「土地の値段」であるのに対し、マンションは「土地+建物」の値段で構成されています。
したがって売却を考えたとき、一戸建て住宅は購入した価格に近い値段で売れる
可能性が高いのに対し、マンションは購入価格より売却価格が低くなるのが一般的です。

さらに、新築マンションは100~200戸もの物件(部屋)が一斉に販売開始されるわけで、
当然売却を考える時期も同じ頃となり、いきなりそれだけの数に近い物件が中古マンション
として売りに出される事態が発生するということになります。

当然、売却価格帯は低くなり、場合によっては「自分の物件が売れない」
「価格を安くせざるを得ない」ということも起こり得るわけです。


マンションに資産価値がないとは言い切れませんが、転売して資金を得るという意味では、
土地付きの一戸建て住宅に比べると低いといえるでしょう。


→”1-11.土地の資産価値は見なおされるべき!” を読む

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