1-15.具体的な計算でさらに驚き
マンションと一戸建て住宅の購入費用を、具体的に計算して比較してみました。
はたして、マンションと一戸建てではどんな違いがあるのでしょうか。
■マンション購入費用
マンションには大型のものから小・中型マンションまでさまざまなタイプがあります。
ここでは分かりやすくするために、総戸数8程度のマンションで計算していきます。
マンションの建物本体の延べ床面積は30坪(99平方m)、建物周囲の敷地や建物の共有部分を含めて
50坪(165平方m)で、坪単価は250万円の土地と仮定します。
50坪×250万円÷8戸=1,560万円(…1戸当たりの土地価格)
この土地にマンション本体の建物を建てるのには、土地価格の約2倍の建築費と仮定します。
1,560万円×2=3,120万円(…マンション建築費)
1,560万円+3,120万円=4,680万円(…マンション価格)
■一戸建て購入費用
マンションと同様、30坪(99平方m)の敷地に住宅を建築すると仮定します。
一戸建ての土地価格はマンションよりも駅から少し離れた場所となることが多いため、
坪単価は200万円と仮定して計算します。
30坪×200万円=6,000万円(…土地価格)
ここに2階建て(建ぺい率50%・容積率100%)の住宅を建築すると、延べ床面積はマンションと同じ
30坪となり、その建築費用は約2,000万円と仮定します。
6,000万円+2,000万円=8,000万円(…一戸建て価格)
■計算から比較してみよう
この計算からいくと同じ広さで駅近なマンションは4,680万円と一戸建てより低い価格で建築が可能となりますが、
実際にこの条件のマンションであれば売値は7,000~8,000万円となります。
この差額は、マンションならではの耐震設備やエレベーターなどの保守費用に加え、デベロッパー(不動産会社)
の利益分(宣伝費・人件費など)が含まれるためです。
→” 1-16.固定資産税額でかなりの差が出る” を読む